2007年02月09日

NHKの朝の連続ドラマに
藤山直美が出てますよね。
作家の田辺聖子の半生をドラマ化したものらしい。
自分の若い頃役に安田成美を起用してしまった
(しかも途中降板)
橋田壽賀子の失敗に学んだ結果かどうかはわかりませんが、
田辺先生、とりあえずナイスキャスティングです。
ドラマとしておもしろいかどうかは置いといて、
見てると藤山直美って、やっぱりうまいなーって思います。
間がいいんですよね。
舞台の役者さんだなー。

そういえば、
藤山直美主演の映画で、
おもしろい奴あったよなーって
思い出して購入したのがこれ。



阪本順治監督の「顔」です。




物語の主人公、吉村正子(藤山直美)は35歳。
容姿、どんくささへのコンプレックスから
ほとんど引きこもりの生活を続けているのですが、
性格も容姿も正反対の妹(牧瀬里穂)を
母親の葬儀の日に口論の末殺害、
逃亡を始める、というお話です。

正子が逃亡先で出会う人たちがこれまた個性派ぞろい。
中村勘九郎(当時)や岸辺一徳、大楠道代、豊川悦司、佐藤浩市、内田春菊、、、
これだけの人が集まっておもしろくないわけないです。

何より藤山直美の演技がすごいんだー。
ちょっとしたコケ方とか間合いがが絶妙なの。
どんくさくて、内向的、周りの空気が全く読めない、
自分の思い込みだけで突き進む正子の姿は
滑稽で見ているこっちが恥ずかしくなるみたいだけど、
なんだか憎めなくて応援したくなってしまいます。

いろんな人との出会いを重ねながら、
変わってゆく正子の「顔」。
笑えるシーンもいっぱいだけど、
見終わった後は、ぶきっちょでもいいから、
一生懸命生きてみたくなります。

普段一緒に映画をみる友などには
あまり好評じゃなかったですけど、
(全体に画が小汚いせいか?)
邦画ではひそかにマイベストの中に入ってる一本です。
トヨエツ好きな人にもお勧め。
なんだかんだチンピラ役が似合ってます。
あと、かつて福田和子の逃亡に血沸き肉踊った人にも(苦笑)



posted by ピエールママ at 23:45| 新潟 ☁| Comment(2) | TrackBack(0) | 映画の話 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
私の若い頃に確か週刊文春にカモカのオッちゃんの連載があって私ファンでした。
このドラマなんですよね。
私は見たり見なかったりですが、脚本も出演者も芸達者ですよね。
特に藤山直美はぴか一ですね。
Posted by ブッヒーママ at 2007年02月11日 16:24
遅レスすみません。
田辺聖子さんの書いたものって
今まで読んだこと無かったんですが、
朝のドラマを見ていて
読んでみたくなりました。
藤山直美はほんとにぴか一ですよね!
秘書役のいしだあゆみもいい味出してて気に入ってます。
Posted by ピエールママ at 2007年02月13日 23:19
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